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りんご病 クリニックの周辺では、最近りんご病が流行っているようです。 正式には「伝染性紅斑」といいます。パルボウイルスというウイルスによる感染症で、ほっぺたに赤い発疹が出てりんごのように見えるため、「りんご病」と呼ばれています。 発疹は顔のほか、二の腕や太ももにも出ることが多く、かゆみがあることもあります。腕や足の発疹は目立たないこともあれば、かなりはっきり、ひろい範囲で出ることもあります。数日から1週間くらいで消えますが、出たりひっこんだりしながら少し長引くこともあります。 発疹の出る1週間くらい前に、熱やかぜのような症状があることもある、と言われていますが、はっきりしないことが多いように思います。 感染しても症状の出ない「不顕性感染」も多く、ふだん元気なこどもの場合、問題になるような合併症もありません。発疹が出る時期にはすでにひとに感染する状態ではないので、お休みしたりする必要もありません。 りんご病に対しては、多くのおとなは免疫を持っていますが、免疫のないおとなはかかることがあります。おとながかかった場合は、関節炎を伴うことが多いようです。 また、妊娠中期(11週から19週)の妊婦さんが感染すると、胎児の赤血球をつくる機能が影響を受けて強い貧血になり、「胎児水腫」と言われる状態になることがあります。胎児水腫は超音波検査で診断できますから、心配な場合は産科の主治医に相談してください。 りんご病そのものは、とくにくすりを使う必要はなく、自然になおります。かゆみが強い場合は、かゆみ止めのくすりを出すこともあります。 2005.8 |







