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2009年になりました
新しい年が明けました。クリニックは今年開院5年めを迎えます。開院以来、毎年、オリジナルカレンダーをつくっていますが、今年は初めて、月めくりのかたちになりました。上は1月の絵です。 カレンダーの絵を描いてくださっているのは、イラストレーターのいとうまりこさん。クリニックのイメージキャラクターとしてドラゴンくん(名前は"はっぴー")をデザインしていただいたのがご縁で、おつきあいが続いています。 今年は12枚の楽しい絵を描いてくださいました。ありがとうございま〜す! ●Hibワクチンについて お知らせページにも掲載しましたが、Hib(インフルエンザ菌b型)ワクチンの接種を開始しています。 「インフルエンザ菌」という名前ですが、冬に流行する「インフルエンザ」とは全く別のものです。かつて、インフルエンザの患者さんの喉からこの菌が検出されたことから名付けられたのですが、その後、インフルエンザの原因が細菌ではなくインフルエンザウイルスであることがわかってからも、名前が変わっていないのです。 インフルエンザ菌にもいくつかの種類がありますが、その中でb型は、乳幼児の細菌性髄膜炎や、敗血症、喉頭盖炎、肺炎など、重症の感染症を起こすことで知られています。Hibによる髄膜炎は、しばしば非常に早く症状が進行し、治療方法の進歩した現在でも、亡くなったり、麻痺や難聴などの後遺症を残す子どもが少なくありません。むろん、めったにある病気ではなく、大部分の子どもは、知らず知らずのうちに感染して免疫を得ているのですが、いったん体内に入って症状が出てしまうと、たいへん重くなってしまうのです。ワクチンの効果は高く、決められた回数接種すれば、発症を防ぐのに十分な免疫が得られます。 副反応としては、接種した部分が赤くなったり、腫れたりすることが、かなり多いようです。ブログのほうでも触れましたが、海外のデータでは、まれではありますが蕁麻疹や発熱、血小板減少性紫斑病(出血した時に血液を固まらせて止血するはたらきをする「血小板」の数が減り、皮膚に点状の出血や紫斑が出る病気)の報告もあるということです。なお、ワクチンの製造過程で牛の成分が使われていますが、これによってBSEが感染するリスクは極めて低いと考えられています。 なお、子どもの細菌性髄膜炎はHibによるものが最多ですが、他の菌に(とくに肺炎球菌)によるものもあります。Hib以外の菌による髄膜炎は、Hibワクチンで防ぐことはできません。 2009.1 |








