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夏は無理をせずに 暑い季節になりました。とくに最近は暑さが厳しくなる一方で、日中の気温が35℃近くなることもまれでなくなっています。 これだけ暑いと、気にしなければならないのが熱中症。このごろでは毎年夏になるとマスコミで話題になりますね。 人のおかれた環境の温度が高くなると、ふつうは汗がたくさん出て、体温を効果的に下げるようにはたらきます。このはたらきがうまくいかなくなり、正常な体温調節ができなくなって起きる症状が、熱中症です。 温度の高い環境に長時間いたり、激しい運動によって身体がたくさんの熱をつくりだすことが、熱中症をおこすひきがねになります。真夏の運動はかなり注意しないと危険、ということですね。 熱中症は、気温が30℃以上の真夏日や、最低気温25℃以上の熱帯夜になると増えると言われます。湿度や風、直射日光なども関係します。気温が低めでも、湿度が高く、風がない環境では、それだけ熱が発散しにくく、熱中症が起こりやすくなります。日本の夏は一般に湿度が高いので、熱中症が起きやすい条件だといえます。 また、小さいこどもは体温の調節機能が未熟なうえ、身体が小さいので、周囲の温度に影響されやすいですし、脱水も起こしやすく、短時間でも熱中症になる危険性が高いのです。 とくに自動車の中は、冷房をかけていても、日光や照りかえしによって簡単に気温が上がり、たやすく35℃以上になります。あまり暑いと感じない日でも、こどもを車の中に置いたままにするのは、たいへん危険です。 もうひとつ、ベビーカーに乗っている子は、おとなより熱せられた地面に近く、照り返しも受けることになります。ですから、歩いているおとなよりも暑い環境にいる、ということを忘れないでください。 熱中症の予防は、通気性のよい服装をし、無理をせず、こまめに休憩して水分・塩分を補給することにつきます。とくに運動する時には、時間を決めて定期的に水分を補給したほうがよいと言われています。小さいこどもの場合、ふつうの生活の中でも、暑いときにはなるべくまめに水分をあげるように心がけてください。 最近はの日本の夏は、もう熱帯に近いといえます。ですから、それにあわせて、昼食前後の数時間は涼しいところでゆっくり休んだり、昼寝をするくらいのほうがいいように思います。暑い季節に、がんばることは禁物です。 2006.8 |







